客にも嫌われるタカシマ君


今回は取引先(つまり仕事をくれるお客さん)がタカシマ君の事を、どう思っているかについて書いてみましょう。もっとも以前、億ションの時にもちょっとふれましたが、社員以外でもタカシマ君とかかわった人は、ろくなことにならないんで、結果は最初からわかっているような気もしますが。

まあサイバさんの主な取り引き先といえば、オオバ、パスコ、横河(YTI)それに残土といったところですが、今回はオオバについて話しましょう。
このオオバというのはタカシマ君が元々社員だった会社で、そのコネで社内システムを受注できた訳ですが、その時のドタバタ劇については別の機会にゆずるとして、まあ結論からいうと、絶縁状態になってしまいました。(オオバのサイバ担当Sさんと三郎の喧嘩が原因で、タカシマ君は、直接関係ないようにみえるんですが。)
で、なぜSさんが怒ったかというと、なんとか納品はしたものの、三郎がしきったシステムだけに運用してみるとまあいろいろ問題点がでてきました。
それで、サイバでは豊修が障害対応を押し付けられた訳なんですが、「バグは作った方の責任」ということなのか、はたまた「担当者が子供だから」なのかよくわかりませんが、1月30万円ぐらいしか払ってもらえなかったそうなんです。
当然タカシマ君は三郎に小言を言うでしょう。「三郎君、30万円じゃあ君の営業管理費でないヨ。ちょっと考えて ほ・し・い・ん・だ・ヨ。」とか何とか。
すると、困った三郎は豊修にこう言います。「田中君、早く障害対応終わってくれよーーー。お金がでないんだよーーー。」
本来なら営業管理費とってんだから、こういう時自分がオオバに行って値上げ交渉するのが筋なんですが、こいつは気が小さいのでとてもそんな芸当はできません。もっとも行っても相手にされないか。(笑)
で、豊修は当然こう言います。「もういい。やめる。しゃいばねっとやめる。」
するとタカシマが慌てて「ちょっとちょっと、田中君、そんな事いうなヨ。ちょっと飲みにいこうか。」
で、最初の「三郎君、30万円じゃあ。。。」に戻ります。

しかし、プログラムなんてのは納品した後バグがでるのは当たり前で、受注費にメンテの費用も含まれてるのに、タカシマ君はそういう事が全然解かってないんですね。
で、上記のようなやりとりを何度もくりかえした揚げ句に、ついにタカシマ君は以下のようなセリフをはいたんです。

「もう障害対応しなくていいヨ。1年たったんだから時効だヨ」

しかしこの発言にはほとほと聞いてあきれてしまいます。そもそもバグ対応に毎月30万円も払ってくれる事だけでも感謝するべきなんです。
タカシマ君は仕事もらうときだけ「ちょっと、ちょっと」と頭を下げて、さんざん調子のいい事を言っといて、金さえもらえば後は、客が迷惑しようがどうなろうが知ったこっちゃない。恩を仇で返す事をなんとも思っていない。
それに、こういう場合只でも親切に対応しとくと、お客さんに感謝されて次回いい条件で仕事廻してくれたりするもんなんですが、タカシマ君にこんなこと言っても無駄ですね。目の前にぶらさがっている金にしか目がいかない。
でも豊修はさすがにSさんに悪いと思ったのか、その後もしばらく障害対応やってたんです。するとそれを見たタカシマがこう言いました。
「三郎君、田中君は何やってんの?金にならない事やったってしょうがないんだヨ。
それであわてて三郎がSさんに「もう今後一切障害対応はしません。」 豊修には「Sさんから電話かかっても出なくていいよ。」と言っちゃったんです。
それでさすがに人のいいSさんも怒って、三郎と喧嘩になってしまったという次第です。

こうしてタカシマ君は目先の小金にこだわって、大切なお客さんを失っていくんですね。

この「客にも嫌われるタカシマ君」はシリーズとして今後も取り上げていこうと思っています。


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